読書

あれもこれも面倒くさい/『「狂い」の構造~人はいかにして狂っていくのか?~』

僕は本当にTwitterが大好きなので、眠れない夜なんかはバズったTweetにぶら下がる異常なテンションのアカウントを片っ端からブロックすることで充足感を得ている。一方で、ギョッとするような事象にぶつかることも多々ある。はっきりと違和感を覚える言動や…

第一回無職文学賞受賞作『告白』

町田康の『告白』を読んだ。文庫版を購入したのだけど、そのあまりの厚さに読む前から身構えてしまった。どれくらいの厚さかというと女の子の手首くらいはある。いったいこれほどの厚さでどういったことが物語られているのかというと、明治に実際に起こった…

鬼畜作家・平山夢明の超傑作短編集『他人事』を読んだ

// 平山夢明といえば、実話系怪談本などでお馴染みの作家だが、同時に「隣のキチガイ」系小話を大量に書いていることでも有名な鬼畜系エンタメ作家だ。同じ鬼畜系と評されがちなジャック・ケッチャムのように、人間の弱さを深く見つめその残虐性を浮き彫りに…

『どこの家にも怖いものはいる』らしい

居候先のハンサム(身内贔屓は嫌いだけどいまアイスピックをうなじに突きつけられながら書いています)から貸してもらった三津田信三の『どこの家にも怖いものはいる』を読んだ。 語り部は著者の三津田氏本人で、彼がある編集者と定期的に開いている「頭三会…