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トリンドル玲奈の腋のことしか考えられない病気

日記

 

トリンドル玲奈がまた腋を見せつけるCMに出ていたので見入ってしまった。胸がないぶん腋で勝負しようというクレヴァーな仕事選びが印象的な彼女。実は彼女が友人数名とグランドゴルフをしたりして楽しんでいるCMの撮影場所は実家から数キロのところで、今日もジョギングでその脇を通ってきたところだった。ぼくはそう簡単に運命を感じたりはしないんだけど、そういうのは抜きにしてもウキウキした(ここで『ワキワキした』と書かないのはぼくが今年で25になるからだ)。

 

ぼくは今年で25になるのか?胃がキリキリして目眩がします。母親が悪徳マルチ商法にはまっている理由もぼくが無職だからなのかもしれないと一度考え始めると、「おいババア、耄碌するのも大概にしろよ」と心で囁くより先に働かなきゃ!と思う。でもぼくなんかよりも知的でユーモアがあって対人面で能力のある優秀な友人たちがこぞって「仕事がつらい」という内容の言葉を挨拶よりも先に漏らしている現状を思うと、髪の毛がどんどん抜ける。本を読んでいても必ず働いている人が出てくるので、ああ、そうだった、働かなきゃと思って全然読み進められない。邪念にとらわれず、いま本当に考えるべきことは何かを判断できる人間は、きっと本を読むのも早ければ職場でも優秀な働きを見せるのだろう。

 

月曜に弟と『アメリカン・スナイパー』を観てきた。映画が終わり、静かにエンドロールが流れ始めたころ、離れた席から「おもしろかったね~!」というおばさんの声が響いてきてウワーオと思った。かつて『007/スカイフォール』を観たときにも、終盤のある大事な展開でみんなが息を呑んでいるところに「腰が痛い。映画長い」という会話を始めた老夫婦がいた。しばらく会話をやめなかったので、業を煮やしたほかのおじさんが「やかましい!」と一喝していた。そのおじさんみたいな人にぼくはなりたいとずっと思っている。きっとそのおじさんは仕事もできる人間に違いないのだから。

 

部屋でエアガンをいじりながらシュマグというテロリストがよく身につけている布を首に巻いて過ごしていた。なにか考え事をしていたはずなのにそれも忘れてただただ不安になってしまった。悩み事は星の数ほどあるが、その理由のほとんどは「お金がない」という現実に帰結する。お金があれば心の余裕が保てることは数多の犯罪者を見ればわかることで、余裕は人を堂々とさせる。ぼくも堂々と生きたい。このまえ家族で夕飯を食べていると役所から電話があり、滞納している国民健康保険料を払えと言われて全身を冷たい血が巡った。払っているつもりだったのに未払のものがあったそうで、謝りながらわかりましたを連呼して切ったところ、「どこから?」と親に聞かれたので「保険の勧誘だったから断っておいた」と嘘をついてしまった。生きるってコストがかかるのだと痛感したぼくは、クマムシが『あったかいんだからぁ♪』という全然笑いのない歌でいくら稼いでいるのか気になって仕方がない。

 

今日は『問題のあるレストラン』というドラマを初めて観た。実力のある演者さんたちで固めているだけじゃなく、お話も面白いのでついつい見入ってしまった。社会的に弱いとされてきた女の人たちが団結して、社会的に強者とされる人間ばかりが集まったライバルレストランに勝つべく切磋琢磨するという物語だ。沢尻エリカ水原希子みたいな女とは全然セックスしたいと思わないぼくは、このドラマに出ている二階堂ふみ高畑充希松岡茉優演じる女の子たちを見ているとムラムラしてしまったのだけど、それはここ最近、弟が帰ってきている影響でオナニーができない日々が続いているからなのかもしれない。弟は指の爪で部屋の鍵を開けてしまう我が家のピッキング小僧なのだ。

 

またテレビでトリンドル玲奈が助平な腋を視聴者に見せびらかしている。ぼくが「いじらしい女の子が大好きだ」と思っている間にも、トリンドル玲奈はあの腋で何億も稼いで、クソみたいな小型犬に大枚を叩いたりするのだろうか。ぼくがいま100万円を手に入れたら友達に美味しいものをご馳走するし、母親を悪徳マルチから脱退させるし、映画館でうるさい人にもちゃんと注意をするというのに、小型犬は糞尿を撒き散らし、甲高い鳴き声で喚き続けるだけにすぎない……