MidnightInvincibleChildren

落書きされた英語が読めない

f:id:sakabar:20220201170415j:plain

 

職場で陽性者が出た。サービス業だし時間の問題とは思っていたけど、いざ直面すると何から動けばいいのかわからない。とりあえず無料でPCR検査を受けられる薬局があったので受けた。検体数が尋常じゃないらしく、結果がわかるのは明後日とのこと。現状、体調には異常なし。

 


先輩が異動になった。先輩が異動するたびに大変な目に遭うので今回もかなり不安だ。とかいいつつ、そんなに気を揉んでもいない。どうでもいい。なにもかもがどうでもいいので、流れる水のように。

 


バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』を観た。ゲームの1と2をベースにリブートした映画版バイオハザード。ゲームからリサ・トレヴァーやGといったいい感じのクリーチャーをチョイスしていたのが嬉しかった。リサ・トレヴァーの描き方に関しては原作と比較して大胆な脚色が施されていたけど、原作内でもトップクラスの「悲劇の犠牲者」である彼女をああいうふうに描くのは作り手の優しさなのかもしれない。ただロケットランチャーのダメージ判定までゲームに準拠しなくてもよかったとは思う。

 


最寄り駅前に無印があるのでしょっちゅう寄っている。「これじゃないな」という服を着て外出した日があって、立ち寄った無印で白のロンTを買った。ロンTといっても二重編みのため厚手で、スウェットといっても納得されるほどだ。それが1,500円で買えてしまうのだ。ここのところ、ネットであちこち調べ回った挙げ句、無印で落ち着くことが増えてきた。

 

両目洞窟人間(@gachahori)さんのZINEをセブンイレブンで印刷して読んだ。どれも良かったけど、「とうめいな、たましい」が大好きだった。「世界を燃やしてほしかった」もグッときた。テンションのコントロールが絶妙だと思う。影響を受けて僕も書き溜めた短編のいくつかを加筆修正してZINEにしたいと思う。絶対にやります。絶対に楽しいから。両目さん、印刷期限が終わってからの感想で申し訳ないです。


青野くんに触りたいから死にたい』を7巻まで読んだ。もういない誰かに対する強い想いやいたわりを、まだ生きている自分たちはなぜ自身に向けられないのだろう?という、この作品の主題のようなものに鳥肌が立った。8巻がどこにもおいてないのはなぜだ。


先月亡くなった祖父に続いて、祖母も具合がよくないとの報せがあった。沖縄に帰りたいけどオミクロン株が引き続き猛威を奮っている。部屋の玄関の壁に台をとりつけてミニシーサーをおいた。


ZINEを出す。しばらくはそれを軸に立ち回る。


日が落ちる早さに追いつけず薄暗いままの部屋でごはんが炊けました。

 

 

 

UNIQLOに行って試着だけして帰ってきた

 

今日はUNIQLOに行って試着だけして帰ってきた。

 

スウェットギャザーパンツ(男女兼用)のMサイズ。ぴったりだった。それを確認して帰ってきた。

 

今日はポメラで短編の続きを書いていた。全然はかどらないどころか、余計に散らかしたところでなにも進まなくなった。全体をまとう肌触りのようなものが、狙っていたものからどんどん遠のいていくのだけ感じられた。

 

親からのラインへの返信を後回しにしている。特に億劫なわけではないのに不思議。なのでいま返信した。

 

いまの職場でダラダラしているうちに先輩が異動となった。
そのため来月からは先輩の仕事がすべて僕の仕事となる。2019年度の悪夢再来。次年度中に転職しないと引っ越しが必要なレベルの転勤を命じられるのでいよいよだな、と思っている。転職が間に合わないようであればとりあえずやめる、という柔軟な思考。

 

Netflixを解約しようとしたところ、『オザークへようこそ』S4が本日配信されると知って延期に。配信は夕方からだったので、今日はデンゼル・ワシントン主演の『リトル・シングス』を観た。が、途中で寝落ちしてしまった。続けて『岬の兄妹』も観た。

 

こうして今日もこたつにすべてを吸い取られていく。

 

シフト制の仕事には二度と就かない。休日は連続してようやく休みたり得る。一日目は回復にあて、二日目は活動に。回復して仕事をするだけのカスみたいな毎日。

 

今日はUNIQLOに行って試着だけして帰ってきた。

 

 

 

UNIQLOに行って試着だけして帰ってきた

 

今日はUNIQLOに行って試着だけして帰ってきた。

 

スウェットギャザーパンツ(男女兼用)のMサイズ。ぴったりだった。それを確認して帰ってきた。

 

今日はポメラで短編の続きを書いていた。全然はかどらないどころか、余計に散らかしたところでなにも進まなくなった。全体をまとう肌触りのようなものが、狙っていたものからどんどん遠のいていくのだけ感じられた。

 

親からのラインへの返信を後回しにしている。特に億劫なわけではないのに不思議。なのでいま返信した。

 

いまの職場でダラダラしているうちに先輩が異動となった。
そのため来月からは先輩の仕事がすべて僕の仕事となる。2019年度の悪夢再来。今年度中に転職しないと引っ越しが必要なレベルの転勤を命じられるのでいよいよだな、と思っている。転職が間に合わないようであればとりあえずやめる、という柔軟な思考。

 

Netflixを解約しようとしたところ、『オザークへようこそ』S4が本日配信されると知って延期に。配信は夕方からだったので、今日はデンゼル・ワシントン主演の『リトル・シングス』を観た。が、途中で寝落ちしてしまった。続けて『岬の兄妹』も観た。

 

こうして今日もこたつにすべてを吸い取られていく。

 

シフト制の仕事には二度と就かない。休日は連続してようやく休みたり得る。一日目は回復にあて、二日目は活動に。回復して仕事をするだけのカスみたいな毎日。

 

今日はUNIQLOに行って試着だけして帰ってきた。

 

 

買って買って買いまくる2022


2022年になった。

 

2021年の暮れに大好きな祖父が亡くなったので、おめでとうという言葉は使えない。三が日フル出勤時はついにだれにも挨拶しなかった。怒りと徒労に満ちた三日間。祖父に関してだけど、3年も帰っていないのでまだ悲しさが追いついていない感じがある。でも確実に悲しくなる予感もあるので、ただただやり過ごしているだけなのかもしれない。早くお線香をあげに沖縄に帰りたい。


そんなこんながたたってか、物欲がぶっ壊れた。

 

暇さえあれば1日中服やガスガンを検索しまくっている。

突然ですが、ここ最近買ったものを記載していこうと思います。


①ホルスター

f:id:sakabar:20220104170147j:plainAmazonで購入。

僕はサバゲもやらないお座敷ギャングなので、映画を観ながらエアガンをいじるのがなによりも好きなのだけど、ついにホルスターを導入してしまった。ホルスターは銃を携帯するためのものなので、サバゲもやらないのになんなんだ?と思われるかもしれない。自分でもちょっと思う。でも家の中で洗い物したり洗濯物を干したりするときに腰のホルスターにずしりとした銃が収まっているとしたら……。想像しただけでため息が出る。それがついに想像だけにとどまらなくなったわけだ。

 

f:id:sakabar:20220104170136j:plain愛銃であるナイトウォーリア”Stay Home”カスタムVer.3収納時。

ガバメント系はトリガーガードが細めのため、専用の追加アタッチメントをつけるとしっくりきます。ただ取り出す際にロック解除がうまくいかないなど、相性の面でやや懸念あり。

 

f:id:sakabar:20220104170109j:plainこちらはグロック19収納時。

ぶっちゃけいろいろな銃に対応している商品と謳っているものの、グロックとの相性が一番かなといった印象。収めた際のロックも自然にかかるし、トリガー押してロック解除後のドローもスムーズで気持ちいい。

f:id:sakabar:20220104170500j:plain

ロック解除トリガー。中指でさり気なく解除すればサッと抜ける。

 

 

②ジャーマントレーナー

f:id:sakabar:20220104171041j:plain

ネットのミリタリーショップで購入。

白と黒があって、オーソドックスな白でいこうと思っていたけれど、「でもやっぱり……」をなん往復かした結果、黒に。レビュー欄に「アディダスのスタンスミスみたいでいい」と書いてあったのが決め手です。かかとの部分がやや高めなので最初は靴ずれができてしまいましたが、黒の艶と細身なところとガムソールが好きです。

 

 

③レタッチのヘアバーム

HAIR BALM / ヘアバームre-touch.tokyo

アットコスメで購入。

仕事の際はいつもギャツビーやドンキブランドのジェルでパリッパリに固めているのですが、休日までパリッパリは嫌だなと思い、かといって昼寝する可能性も考慮するとワックスでベタつかせるのも嫌で、散々駄々をこねて行き着いた先にあったのがヘアバーム。ワックスとオイルの中間といったまとまり方。ぶっちゃけ今日はじめて使ったのでまだコツとかよくわかりませんが、ベタベタしないのに艶とまとまりが出ていい感じです。意外とボリュームも押さえられるので嬉しい限りです。

 


④無印:ニットコーデュロイワイドテーパードパンツ

www.muji.com

無印の店頭で購入。

セールで定価より1,000円安くなっていたので試しに試着してみたら肌触りとかテーパードの感じとか表面のちょっとした光沢が気に入りました。ウエストもゴムなので融通きくし、ドローコードもあるのでベルトいらずととっても楽。ちなみに男女兼用のパンツなのでフロント部分にチャックはありません。おしっこの際も便座に座りましょう。

 

 

⑤中古のベレッタM92F東京マルイガスブローバック

f:id:sakabar:20220104170150j:plain

f:id:sakabar:20220104170153j:plainメルカリに出品した衣類数枚が計4,500円になったので、それを足しにしてメルカリで購入。

なぜかマウントレール付きでお得。スライドの滑りが悪かったので試しに分解してシリコンスプレーをかけたら最高の動きに。これを素体として色々カスタムしたい。細長いコンペンセイターとスコープをつけて『ネメシス』風とか。

 

 

 

 

以上がここ数週間でのマイヒット・ゴージャス・ニューギアたち。2022年、今年もセカンドストリートに入り浸りながら生活をカスタマイズしてきたい。

 

あとなによりもドラム式洗濯機がほしい。洗濯物を干す行為がだるすぎる。僕は負けません。引っ越しもするし転職もするし、毎日好きな服を着て腹筋も割る。

 

 

 

明るい話をしましょう


今日は休み。

 

日記を書くのも半年ぶりなので、この間にあった様々なことを書いておきたいという気持ちもあるけれど、絶対に途中で面倒になってこの記事をまるまる放り投げてしまいかねないので、いまこの瞬間に思い出せる範囲で書きます。

 

ポメラのDM200を買った
・ウールのミリタリーパンツを衝動買いした
・人生初の『ファイト・クラブ』劇場鑑賞で感動した
・仕事で大失敗して大人にちゃんと怒られた
・一年半ぶりに鳥貴族に行ってバカサイズのジョッキで金麦を飲んだ
・12年前に買って未だに愛用しているカーハートのアクティブジャケットを着てスーパーで買い物していたら、知らないおじさんに「すごく似合ってます」と褒められた

 

そんな僕は朝起きてすぐに映画を観ようかドラマを観ようか本を読もうかなにか書こうかで迷ってとりあえず服を着替えることにした。物欲が凄まじく、あれもこれもとなんでも欲しくなってしまう状態なのですが、こと衣類に関してはまったく飽きが来ず、現在も暇さえあれば次の休みは何を着て過ごそうかななんて考えてしまう。

 

初めて買ったメンズファッジの1月号を読んでいると、「映画のあの登場人物のコーデがしたい」みたいな特集があり、いい特集だなと思って読んでいると『レオン』のジャン・レノコーデがシンプルで割と実現可能な範囲に思え、その瞬間、もうそのことしか考えられなくなった。

 

ジャストサイズのニット(白)+パンツ(黒)にオーバーサイズのコート(黒かネイビー)を羽織ってニット帽(黒)をかぶればいい、ということなので、いまの僕に足りないものはニット(白)とニット帽(黒)、あと革靴(黒)。コートもどうせなら新しいのがほしい。ジャストサイズの黒パンツもほしい。つまり全部必要。もうダメだ。

 

だが僕は最近、古着の良さを知った。街に出て古着屋らしきものが見えるとそわそわしてしまう。住んでいる街のセカンドストリートには足繁く通っている。今日は電車で数駅移動でもして、知らない古着屋でも覗いてこようかなと思った。そこでようやくこたつを抜け出せた。

 

自転車をこぎながらふと知っているラーメン屋さんが改装オープンしたばかりだということを思い出し、向かった。が、ものすごい混雑だったのでやめた。沖縄出身なのでラーメン屋に並びたくない。他のあてを考えていると、そもそもそんなに空腹でもない気がして、結局すべてが嫌になり、駅ではなくセカストに向かった。平日真っ昼間のセカストにはおじいちゃんおばあちゃんしかいなかった。僕は白ニットと黒のチェスターコートに目星をつけいくつか試着し、こっそり定価を検索して値引き額を暗算して悦に浸り、結局なにも買わずに帰った。なにもかも嫌だったからだ。

 

Spotifyにある島田秀平のラジオ音源を聞きながらお米を炊いて、またこたつに舞い戻った。寒くて何もしたくない。僕はいまこの瞬間も、思い出せない数のあれこれを後回しにしている。

 

セリアで買った千切りピーラーが楽しいので、今日の夕飯は人参しりしりを作ります。年末までずっと仕事です。辞めたところで次のあてもないが、そういうことを人に相談すると「探せよ」といわれるので相談もしなくなりました。

 

幸あれ。

 

 

 

誰でもないやつを過小評価するな/『Mr.ノーバディ』


『Mr.ノーバディ』を観た。

 

youtu.be

 

監督のイリヤ・ナイシュラーは、前作『ハードコア』で「セリフなし」・「顔も見えない」主人公のちょっとした挙動からその愛らしい部分をしっかり演出していてグッときていたので、今回もめちゃくちゃ期待していた。そもそもボブ・オデンカークで殺人マシンものをやること自体すでに勝算がある。実際、とっても良かった。

f:id:sakabar:20210618182336p:plain

f:id:sakabar:20210618182459p:plain

f:id:sakabar:20210618182604p:plain

f:id:sakabar:20210618182758p:plain

 

こういった作品で主役同様に重要なのが悪役だ。あくまで噛ませ犬なので…という手抜きが感じられると嬉しくない。こじんまりとさせすぎるのもどうかと思う。悪ければ悪いほど、強ければ強いほどいい。

 

今作の敵であるロシアン・マフィアのユリアン(アレクセイ・セレブリャコフ)は、その点でちゃんと最高なのだ。

f:id:sakabar:20210618184450p:plain

f:id:sakabar:20210618184804p:plain

「超乱暴な車線変更」→「車行き交う大通りを徒歩で横断」→「クラブへ入る」→「酒」→「薬」→「カラオケ」→「仕事相手に挨拶」→「ガンを飛ばしていた男を殺す」→「みんなで乾杯」

という飛ばし過ぎな出勤シーンでそのキャラクター性を示してくれる。ステージ上で歌いながら左右に腰をくねらせるところは超かわいいので、愛嬌まで兼ね備えている。ちなみにこの作品、監督自身ロシアの人だけど(だから?)、ロシア系のチンピラたちの行動が目を見張るほど荒いのでちょっとギャグっぽくもなっている。特有の文化とかテンションを外からの視点でもって意図的に描いている雰囲気に、どことなく韓国映画のイズムも感じた。

 

無害そうな男がとんでもない人物だった系の中でも、今作が他と一線を画する点として、愛するものを奪われる必要はまったくないと示したところが挙げられると思う。復讐の動機づけのために用意された悲劇は不要なのだ。奪う側の発する気配・態度・未遂、それだけでめちゃくちゃキレるには十分だし、まだまだ全然やり足りないくらいだという主人公の態度は目からうろこ。そもそも相手にイキる暇すら与えない。それが答えだ!と日々怒り損じてばかりいる僕はそう痛感したのでした。


その他にもいいなあと思った点が細々とある。

 

・娘がとってもかわいい

・強盗探しとその顛末のちょっと切ない感じも好き

・「キスをしてからの大戦闘」は『ドライヴ』っぽかった

・「食事していることろを囲まれてからの“保険”」シーンは『ワイルド・スピード/SKY MISSION』のステイサム

・老人ホームを訪れる殺し屋役のイリヤ監督最高

クリストファー・ロイド最高

・RZA最高

・あの人がマイケル・アイアンサイド!?

 

なので観ている間、ずっと楽しかった。 

 

後半のバトルで主人公がジョン・ウィック風の動きを見せる場面もあったけど、そこは「Mr.ノーバディ」ことハッチ独自の「迷いなき暴力」という魅力の前ではちょっと野暮な感じがした。そこはまあ、とりあえずやっときましょうって雰囲気になるのもわからいじゃないので、こちらこそ野暮なのかもしれませんが。


Blu-rayも買うと思います。

 

懸垂したい。

 

 

 

終末セレナーデ

 

ステイホームが楽しすぎたあまり、緊急事態宣言解除後の生活に忙殺されておりました。いちおう緊急事態宣言は現在も発令中ですが、効力がバカすぎて生活に変化がありません。仕事はしっかり深夜まであります。端的に言って、すべてが異常です。ダサくて終わっているのに誰からも注意されない体制のもと、我々はダサさも諦めも許されないまま生活のための自転車操業を余儀なくされております。

 

3~4年ほどお世話になってきた定額制アダルト動画サイトのサービスが、来月末で終了となります。「お気に入り」に追加された作品は合計224本でした。配信が終了して消えた作品も多くあるので、おそらくこの1.5倍ほどの作品を見たことになるかもしれません。素人モノに出ていた女優の名前を求めてネットの海をさまよった経験から、掌編を書いたりもしました。本当にありがとうございました。

 

この一年の間に新しいガスガンも買いました。グロック19です。アウターバレルを換え、14mmネジ対応のマズルパーツを取り付けられます。つい先日、グロック17用マガジンとマガジンバンパーも買ったので、見た目がよりタクティカルな雰囲気になりました。

 

 

f:id:sakabar:20210522123252j:plain

左がG17用・右がG19用マガジン。

f:id:sakabar:20210522123257j:plain

G19用マガジン装着。マガジンバンパーがかっこいい。

f:id:sakabar:20210522123258j:plain

G17用マガジン装着。ちょっとだけはみ出している感じがかっこいい。



今年もまた、いろいろなTシャツがほしくてネットでサーチするシーズンが到来しました。いっちょまえになにと合わせたらいいのかも考えてしまい、結論としてズボンがかっこよければ上はどんなTシャツでもだいたいいけるだろうと結論づけて、今度はかっこいいズボンばかり探しております。僕はとりつかれたように黒のズボンしか持っていなかったのですが、月日を経ることで、ベージュのパリッと硬そうなズボンが欲しくなって理想のものを日々ネットで探しています。本当ならお店に出向いて試着もしっかりしたいところですが、そこまでは気も向かず、部屋で悶々としては眠くなって寝たりします。

 

今日は久々に掌編を書きました。読書も少しずつですが、去年よりはしているつもりです。また、去年の緊急事態宣言前に買ったPS4で『バイオハザード ヴィレッジ』もやっています。アサルトライフルの無限弾を開放したため、一周目プレイ時の復讐を何周もかけて行うつもりです。

 

ゴジラvsキングコング』早く観たい。

 

 




 

ナイトウォーリア”Stay Home”カスタムVer.3

 
 
 
 
仕事が通常モードに戻ったので心身ともに疲弊する日々がまた始まりました。緊急事態宣言が出されていた日々はとても穏やかで、性に合っているというほかない素敵な時間を過ごせていました。職場でのふとした瞬間にあの日々を思い出しては寂寥感に襲われます。
 
定額給付金がようやく振り込まれ、束の間テンションが上りはしたけれど、これで何かをやったつもりになっているのだとしたらクソバカ大学生の行事運営委員会以下だと思うので、電通にポンポコ流した税金を定額給付金2、3としてさっさと返してほしいです。
 
いざ振り込まれた定額給付金の使いみちはどうせ貯金でしょう。政府のケチすぎる出方を見たこちらとしては、今後も守りに入らざるをえません。
 
それとはまた別にauのポイントが溜まっていたので、ガスガンのパーツと交換しました。
 

f:id:sakabar:20200609133825j:plain


前回とりつけたグリップと同じ5KUというメーカーのコンペンセイターです。コンペンセイターというのは銃口に取り付ける重しのようなもので、噴出ガスの方向なども調整してくれるので反動の軽減につながるアイテムです。ガスガンなので、ほとんど意味はありません。
 
とりつけは簡単でした。なので割愛。
 
こちらが「ナイトウォーリア"Stay Home"カスタムVer.3」です。
 

f:id:sakabar:20200609125542j:plain

 

f:id:sakabar:20200609125537j:plain

 

f:id:sakabar:20200609133734j:plain

 

f:id:sakabar:20200609125530j:plain


コンペンセイターの色は黒でもよかったな、と思いましたがこれはこれでじわじわと良く思えてきました。イメージの参考にしたのが2004年公開の映画『パニッシャー』に登場するM1911だったので、シルバーにしました。いざ握ってみるとかすかに重みが加わって、構えた際の安定感が向上した印象です。
 
早速鏡の前でも構えてみました。スライドがより長くなったのでひときわ主張の強い銃になり、そのままバズ・ラーマン版『ロミオ✕ジュリエット』の世界に飛び込めそうな気分です。
 
つい先日、緊急事態宣言が解除され普通に通勤も再開されたのを理由に髪を切ってきました。久々の散髪に気持ちが大きくなり、普段はあまり利用しない美容室へ行き、そこの店長さんに切ってもらえることになりました。お互いマスクをつけてモゴモゴ喋っていたためコミュニケーションに齟齬が生じ、僕は思っていた倍髪を切られ、普通にショックを受けました。
 
僕の顔は縦に長く、頬骨も張っているので正面から見るとピーナッツのようなシルエットをしています。小学生の頃はよくスポーツ刈りをしていたので頭の形がより目立ち、兄に「ピーナッツ男」と馬鹿にされ何度も号泣していました。
 
この歳になってあの頃と同じような髪型にされるとは思ってもみなかったので、心が上手く整理できないまま出勤を続けています。職場での唯一の憩いの場はトイレなのですが、ホッとしたのもつかの間、鏡を見る度セサミストリートのバートがそこに現れます。
 

f:id:sakabar:20200609125517j:plain

 

 
こちらのコンペンセイターですが、インナーバレルに取り付けるのではなく、スライドそのものに取り付けるタイプのものなので、スライドを後退させるとまあまあ不格好な感じになります。

f:id:sakabar:20200609131014j:plain


映画などではコンペンセイターが先端に残ったままスライドだけ後退しているのをよく見かけるため、ややモヤモヤするのも事実でした。
 
しかしYouTubeでコンペンセイターと検索すると、実銃でも今回僕が取り付けたような代物も普通にあるようなので、まあいいかと、そんな感じです。
 
髪に関しては、早く伸びることを祈っております。
 
どうぞ皆様、ご自愛くださいませ。
 

 

 
 

そして

 

緊急事態宣言発令中なので仕事の拘束時間がぐっと少なくなって負担は確実に減っている。それでも週に何回かの出勤のたびに小さな爆薬を視界の端に感じてばかり。
 
外を好きに出歩きたいとは思うけど、労働環境までもとに戻ってしまうとなると結局時間はないままなので、先々週あたりからずっと焦燥しております。
 
UNIQLOでワイドパンツを買って部屋で履いています。しゃがんだり、寝そべったりシても突っ張ることがないので快適です。先週のものすごく暑い日に注文したエアリズムコットンオーバーサイズTシャツが今日届いたので早速着ています。YouTuberの言うことを信じてXLを購入。思っていたよりもバカでかいけど、オーバーサイズTシャツなんだし、カニエ・ウエスト&リル・パンプのMVみたいになって何が悪い。

僕の職場だけ緊急事態宣言解除後も3ヶ月くらいいまのようなモードで進んでほしい。
家が、規則正しい生活が、Twitter見ながら寝落ちするあの瞬間が、僕はたまらなく好きです。
 
冷蔵庫のなかにあるものを鍋で煮込んで味をつけたら塩ちゃんこ鍋ができました。発泡酒を飲みながら食べます。
 
アンチャーテッド』にハマりかけています。
 
 
 

ナイトウォーリア“Stay Home”カスタムVer.2

 

 

sakamoto-the-barbarian.hatenablog.com

 

 

緊急事態宣言が5月末まで延長されたので、ガスガンの新しいグリップを注文した。僕はこの東京マルイ製ナイトウォーリアを給料が入るたび、少しずつカスタムしていこうと思っていて、いまのところ二ヶ月継続して行っている。
 
グリップといえば銃の印象を左右する大きな部分だと思う。でもそこで慎重になんてなりたくなかった。大胆なグリップに変えたいと思った。ずっとトランクス派だったが、ボクサーパンツに変えてから謎の自信がわいてきたあのときを参考に、僕はネットでナイトウォーリアに使用できるかっこいいグリップを探した。
そして届いたのがこれ。
 
f:id:sakabar:20200508200346j:image

5KUというメーカーの「1911用アルミニウムグリップカバー"Cobra"ツートンカラー」という商品。ネットを見れば同じデザインで1万円を超えるものもあるけど、5KUのものはその半部以下で買えた。インスタグラムの実銃ばっかりあげてる海外のアカウントなどを見ていてもたまに見かけるデザインのグリップなので、流行っているところでは流行っているのかもしれない。
 
 
さっそく取り付ける。グリップだけの交換なので三分(さんぷん)あれば十分(じゅうぶん)だ。
 
 f:id:sakabar:20200508200439j:image
 
3分後↓↓↓
 
f:id:sakabar:20200508200501j:image
 

い、い、イカち~!

グリップの表面はザラッとしており、ところどころ角ばっているので握り心地が最高とかでは別にない。しかし握った際に覗く凶悪なツートンカラーがたまらないし、そのへんにゴロッとおいておくだけで凄まじい存在感を放ってくる。
 
f:id:sakabar:20200508200556j:image
 
 
 
10万、はよ!!!
 
 
 
 
 
 
 

舞城王太郎:『深夜百太郎 出口』

 

深夜百太郎 出口

 

 

前半作品はこちら↓↓↓ 

sakamoto-the-barbarian.hatenablog.com

 

 
五十一太郎『ダムでカヤック
ダムに取り憑かれた彼女を心配する一編。しっかり怖い、しっかり切ない、というこの強度。
 
五十七太郎『残業の梶師』
不条理系。個人的に、この話の展開は超超嫌。
 
五十八太郎『つけっぱなしのテレビ』
引き延ばされた末の真相……にこちらを安堵させつつのあのオチ。『ほんとにあった!呪いのビデオ』的な感触。
 
五十九太郎『駐車場の私の車』
これはちょっとあまりにも哀しすぎる。
 
六十太郎『僕の中の鏡』
舞城流ツイストにちょっとときめく、かわいい掌編。
 
六十三太郎『車内放置ワゴン』
車内放置怪談。謎の女の描写がどこか哀しい。
 
六十四太郎『トンネル師匠』
ラストのちょっと突き放した、人と人とのシビアな空気のほうが僕としては肌寒く感じる。
 
六十六太郎『次の電車』
都市伝説「きさらぎ駅」がモチーフかな?という一編。が、そこからのエッセンスが強烈。
 
六十八太郎『ムカデの巣』
不安が頭を駆け巡ってなかなか眠れない子供の話。僕も思春期入りたての頃、夜が急に怖くなって眠れなくなることが多々あったので、そのことを思い出しつつ。最後にたどり着く気持ちも、わからなくもない。
 
六十九太郎『押すな押すな』
マンションのエレベーター内に落ちていた謎のメモの通りにボタンを押すとどうなる?という設定からして楽しい一編。一人称ゆえの「その先」が主観で覗けるところも好きです。
 
七十三太郎『出戻りの家』
訳ありで出戻ってきたお隣の息子さん。主人公はその家の門の前に夜な夜な現れる親子の霊を見かけてしまい……。壮絶な「呪い」の物語。壮絶であるからこそ、呪われる側への想像もかきたてられる一編。
 
七十四太郎『空き家の草取り』
「決して返事をしてはいけない」声の聞こえる曰く付きの空き家で草取りをする話。怪奇現象におけるルールについて思案するなかで、ふと自分の中にある感情に気づいた主人公……からのツイストが好き。文脈に飲まれてたまるかよ。
 
七十五太郎『我が家の花子』
家のトイレを利用している謎の半透明美少女の出現に端を発したドタバタ劇。好き。怪異そのものよりも、そこから浮き彫りになる人の愚かしさへの視線が冷たいのも、舞城王太郎モラリスト的一面を強く感じる。
 
七十六太郎『枕元にハサミ』
寝てる主人公の枕元に娘たちが夜な夜なハサミを置くので、だんだんと情緒不安定になる話。後半の勢いが温かいです。
 
七十七太郎『恋するクーラー』
息子に恋をしたらしいエアコンと、それを楽しむ主人公。このタイトルでまさかの壮絶さ。
 
七十八太郎『執着コトメ』
息子に関して干渉してくる義姉への怒りを我慢できない主人公の話。ここまで読んできて「母親」をいろんな形で描いている舞城。いまの僕は正直引いたのだけど、二度目はまた違う視点で入ってくる気もする後味。
 
七十九太郎『宅配深夜便』
真夜中に荷物を届けにくる謎の宅配業者。詳しく話を聞いてみるとどうやら死んだ姉から日記が送られてきているようなのだが……という話。こちらも毒親エッセンスあり。そもそも日記というものは……と主人公が思うラストの一言がなかなか厳しくて面白い。
 
八十二太郎『電車停車中』
超壮絶。人身事故を起こして停車する電車内に、少しずつ外の異様な気配が忍び寄ってくる掌編。パニックが伝染していく様子のスピード感がさすが。オチの塩梅も粋だと思いました。
 
八十七太郎『落雷地点』
人生で二度も落雷に直撃した父親から「必ず現場で見かけるおかっぱつり目の長身女」の話をされた主人公が同じ特徴を持つ女の子のことが怖くてしょうがなくなる、という話。気味は悪いが後味としては爽やかな、夏の雨上がりのような一編。
 
八十七太郎『女の城』
義母が台所に絶対人を入れないことが気になる主人公。あるとき義母が入院したことから、ついつい台所に足を踏み入れてみるが……。こちらもすごく楽しい話で、解決策がグッとくる。
 
九十太郎『友達案山子』
36歳の誕生日に静かに絶望した男が深夜徘徊中に案山子と友達になる話。なにそれ?と思うけど本当にそういう話で、これがまたすごくいい。
 
九十太郎『迷子の守護者』
迷子の経験以来、迷子を見つけると必ず助ける男の子の話。ヒーロー誕生譚のような余韻。『ディスコ探偵水曜日』とリンクしてそうな世界設定だなとも思う。
 
九十三太郎『花火の帰り道』
花火帰りの人混みの中を歩く女子高生たち。ふと気づくと喪服姿の人々の流れを歩いていてどうしよう…という話。かなしく切ない。
 
九十四太郎『山のアカンボ石』
穴を風が通ると赤ちゃんの鳴き声にそっくりな音をさせる不思議な石と、最近村に越してきた「ずっと怒っていてヤバい」お嫁さんの話。問題のある人を描くのが相変わらず上手いしオチが笑える。
 
九十五太郎『あぶり出しメール』
ママ友同士の疑心暗鬼もの。読んでる間は普通なんだけど、あまりにも堂々とした異変にあとからじわじわ寒くなる感じ。
 
九十八太郎『寝ずの番』
神様のような人だったおじいちゃんが亡くなり、八百万がその遺体を求めて襲ってくるので家族総出で町の斎場まで運ぶという話。全100話中最長の作品。もう最高。シチュエーション、やりとり、すべてに高揚感が伴うハッピーな一編。
 
九十九太郎『呪い』
全100話中最短の作品。怖~。それにしても舞城王太郎は「九十九」という文字がほんとうに好きですね。
 
百太郎『アタシシ死』
ある日家に押し入った見知らぬ男に息子ともども惨殺されてしまった女の霊(?)視点で進む作品。ものすごく恐ろしい円環の物語。一太郎『アナタタ』から続いて百話目に今作を持ってきたことで、またここにも不穏な円環構造が完成するところも憎い。
 
 
以上! 
 

後半に進むにつれ僕の感覚がノッてきたこともあってか、グッと来る作品は比較的【出口】に多かった印象。登場人物を魅力的に見せつつ、あっさり突き放してしまう語り口も全体にいい温度を与えていた気がする。それにしても、あらゆるテクニックを用いて全百話もの怪談を書ききったのはそれだけでため息が出る。お疲れさまでした。めちゃくちゃ面白かったよ!
 

個人的に特に好きな作品は

四十八太郎『忠犬バッチ』
七十三太郎『出戻りの家』
八十二太郎『電車停車中』
九十太郎『友達案山子』
九十八太郎『寝ずの番』

です。
 
これ書いているときに玄関のドアの向こうからスマホで写真を撮る音が聞こえてきましたが誰もいませんでした。
 
 
 
 

舞城王太郎:『深夜百太郎 入口』

深夜百太郎 入口

 

 

舞城王太郎大好き人間なのに長らく買わずにいた『深夜百太郎』を買った。

この本は舞城王太郎が2015年に毎晩1話ずつ怪談をTwitter上に発表、それを百日続けるという百物語企画をまとめたものだ。そのため50話ずつ二冊に分けて本になっており、僕は何日もかけてゆっくりと前半五十編を読み切った。
 
舞城王太郎らしいなかなか胆力の要る企画だけど、かといって手を抜いている印象はどこにもなかった。せっかくなので印象に残った作品を挙げていきたいと思います。
 
 
 
 
二太郎『倒れた木』
神隠し系。後味の冷たさが好き。

三太郎『地獄の子』
好きな一遍。女の子の設定からして悍しくていい。

五太郎『二階の火の玉プリンス』
かわいい話かと思いきや、「萌えによる消費」への強烈な呪いが返ってくる。
 
六太郎『ゆらゆら』
怖いし、自分の行為を振り返って全てが間違っていたのではないかと後悔する、そんな冷たい後味。
 
七太郎『ぐるぐる』
少ない文字数でじめっと伝わってくる「お母さん」の毒性が効いています。
 
九太郎『家族の手』
ほんわかした話かと思いきや、語り手だけが感じていたものがラストで明かされる。うまい!
 
一太郎『友達の部屋』
寂寥感あふれる傑作。
 
十二太郎『笑う鬼』
毒親視点の毒親ホラー。するすると不愉快で、恐ろしい。
 
十五太郎『兵藤くん』
河童をモチーフにしてるのに、土着的な要素のないホラーにしてて新鮮。

十七太郎『穴の蓋』
町で見かける「クモ女」についての話。面白い。『あうだうだう』的な抜けのよさあり。

二十三太郎『隣の豚』
ワンチャン狙いの軽薄さ漂う語り口にこちらが油断してるところをついてくるラスト。それでいて最後の一言も軽くて好き。

二十八太郎『入れない家』
すごくムカつく「兄嫁」がちゃんとみんなにムカつかれてるところがいい。怪異を日常として描く作品かと思いきや意外な展開。
 
三十三太郎『猿の夢』
個人的に夢と猿の組み合わせはなんとなく怪談って感じだなあと思う。それはさておき、冷たく、哀しい雰囲気が『バーベル・ザ・バーバリアン』にも似ている鬱舞城。

三十六太郎『横内さん』
ボーイミーツガールものだ!と思っていたが、時間を超越した恐ろしい怪異の物語。哀しいけど好きな人の声を響かせ続けることで絶望を退ける主人公がもはや尊い

三十七太郎『空の大王』
夫の連れ子のことが突然鬱陶しく感じるようになった主人公がその理由を考える話なのだけど、これ!といった怪奇現象の起こらない奇妙な読後感。三十三太郎『猿の夢』にも似た「狂気」系。

三十八太郎『忠犬バッチ』
めちゃくちゃ好き。同級生からの熾烈な暴力に日々晒されている兄と、愛犬バッチの物語。アイヌ語で「神」を意味する言葉「カムイ」が「噛む犬」を語源とするように、バッチは「バチが当たる」などの「バチ」でもあるのかも。

四十太郎『体育館でかくれんぼ』
開けた体育館で「かくれんぼのフリをする遊び」をしていたら本当に人が消えてしまうという話を飛躍させ、南米ペルーの人身売買組織とか、どうしてそこに繋がるんだというチョイスを堂々としているところが憎いですね。
 
四十五太郎『高架下の首吊りストーカー』
得体の知れない存在をどうとらえるか?という怪談の視点で遊ぶ掌編。唐突な暴力があまりにも過剰で苛烈なのは舞城読んでる感ある。
 
以上!