MidnightInvincibleChildren

明るい話をしましょう


今日は休み。

 

日記を書くのも半年ぶりなので、この間にあった様々なことを書いておきたいという気持ちもあるけれど、絶対に途中で面倒になってこの記事をまるまる放り投げてしまいかねないので、いまこの瞬間に思い出せる範囲で書きます。

 

ポメラのDM200を買った
・ウールのミリタリーパンツを衝動買いした
・人生初の『ファイト・クラブ』劇場鑑賞で感動した
・仕事で大失敗して大人にちゃんと怒られた
・一年半ぶりに鳥貴族に行ってバカサイズのジョッキで金麦を飲んだ
・12年前に買って未だに愛用しているカーハートのアクティブジャケットを着てスーパーで買い物していたら、知らないおじさんに「すごく似合ってます」と褒められた

 

そんな僕は朝起きてすぐに映画を観ようかドラマを観ようか本を読もうかなにか書こうかで迷ってとりあえず服を着替えることにした。物欲が凄まじく、あれもこれもとなんでも欲しくなってしまう状態なのですが、こと衣類に関してはまったく飽きが来ず、現在も暇さえあれば次の休みは何を着て過ごそうかななんて考えてしまう。

 

初めて買ったメンズファッジの1月号を読んでいると、「映画のあの登場人物のコーデがしたい」みたいな特集があり、いい特集だなと思って読んでいると『レオン』のジャン・レノコーデがシンプルで割と実現可能な範囲に思え、その瞬間、もうそのことしか考えられなくなった。

 

ジャストサイズのニット(白)+パンツ(黒)にオーバーサイズのコート(黒かネイビー)を羽織ってニット帽(黒)をかぶればいい、ということなので、いまの僕に足りないものはニット(白)とニット帽(黒)、あと革靴(黒)。コートもどうせなら新しいのがほしい。ジャストサイズの黒パンツもほしい。つまり全部必要。もうダメだ。

 

だが僕は最近、古着の良さを知った。街に出て古着屋らしきものが見えるとそわそわしてしまう。住んでいる街のセカンドストリートには足繁く通っている。今日は電車で数駅移動でもして、知らない古着屋でも覗いてこようかなと思った。そこでようやくこたつを抜け出せた。

 

自転車をこぎながらふと知っているラーメン屋さんが改装オープンしたばかりだということを思い出し、向かった。が、ものすごい混雑だったのでやめた。沖縄出身なのでラーメン屋に並びたくない。他のあてを考えていると、そもそもそんなに空腹でもない気がして、結局すべてが嫌になり、駅ではなくセカストに向かった。平日真っ昼間のセカストにはおじいちゃんおばあちゃんしかいなかった。僕は白ニットと黒のチェスターコートに目星をつけいくつか試着し、こっそり定価を検索して値引き額を暗算して悦に浸り、結局なにも買わずに帰った。なにもかも嫌だったからだ。

 

Spotifyにある島田秀平のラジオ音源を聞きながらお米を炊いて、またこたつに舞い戻った。寒くて何もしたくない。僕はいまこの瞬間も、思い出せない数のあれこれを後回しにしている。

 

セリアで買った千切りピーラーが楽しいので、今日の夕飯は人参しりしりを作ります。年末までずっと仕事です。辞めたところで次のあてもないが、そういうことを人に相談すると「探せよ」といわれるので相談もしなくなりました。

 

幸あれ。