MidnightInvincibleChildren

パートの方とギクシャクしています

youtu.be

 

 


現在、職場のパートの方とギクシャクしている。いまの職場で働くようになったのが去年のこと。最初の一ヶ月はそんなことなかったのだけど、ある日の業務終了後、上司から「大丈夫ですか」と声かけされることがあった。話を聞くと、パートの方の僕への指導方法がやや行き過ぎではないのかという懸念が上司の中で芽生えているようで、断片的な情報ながら、過去にもそのパートの方の言動によって退職された人がいるとかいないとか。そんな。とはいえ、新しい職場なんて慣れるまではそんなものだと思っていた僕は「心配には及びません」みたいなことを毅然とした態度で返した。本当にそうなのかはさておき、僕にはこういうところがあります。

 

しかしそれ以降、困ったことが起こるようになった。僕の中の認知が「心配されるようなことをされているのか?」に変化し、その視点でパートの方の行動を見るようになってしまったのだ。また、パートの方にも上司から何らかの諫言(かんげん)があった様子で、向こうも僕に対して距離を取るようになった。つまりもう、変な感じになったのです。そしてその態度は日に日に加速する。以下の通り。

 

・すれ違いざまにため息
・すれ違いざまに愚痴っぽい独り言
・視線を感じて顔を上げると、離れた位置からものすごい表情でこちらを見ている
・そのまま意味ありげに首をかしげたりする
・他の人に指示を受けてやっていることを「ちがいます」と訂正してくる
・声かけをしても返事をしない
・周りの人に聞こえないような声量でしか話しかけてこない
・基本的にダメ出しか牽制
・僕にだけ口調を変える
・お礼をいわない
・僕の近くにあるかご目がけて乱暴に物を投げ入れてくる(数回)
 etc...

 

脳のキャパシティ的に消去したものも多々あるが、これらをほぼ毎日のように浴び、土日でなんとか持ち直す、みたいな日々が続いている。これが星野源の曲とかで歌われている「暮らし」なのですか?頭は基本的にぼーっとしており、なんの意欲もわかず、ふとした拍子にうつむいてばかり。誰かに相談することが極端に苦手な性分も手伝って、常態化を招いてしまった現状。頭の中では何度も「話し合う」シミュレーションをこなしているのに、いざ実行には至らず、パートの方に近寄ることもせず、やむを得ない場合は呼吸を浅くしてなんとかやり過ごす。確実に無駄な負担。

 

無駄すぎる。

 

たまにパートの方がお休みの日がある。そんな日の僕は比較的心が軽いし、他職員との会話も弾むし、率先して動ける。挑戦もできる。不要な逡巡も減る。萎縮していない。攻撃的な視線のない空気はさらりとして気持ちがいい。

 

裏を返せばパートの方がいる際の僕は本当に鈍重。常に怒られる予感に身を固くし、二の足ばかり踏んでいる。そんな僕を見て更に苛立ちを募らせるパートの方。よどむ空気。悪循環。

 

ふと考えたみた。

 

つまり、二人分の労働力が不完全な状態になっている。

 

いっそのこと、もっと休んではいかがでしょうか。おそらく体調もよくないのでしょう。身体の節々が痛いとよくおっしゃっている。それでも労働を続けなければならない生活とそのストレス、心中お察しいたします。心と身体は密接だから、調子の悪い状態で他者に優しくあれない、そういうときも悲しいかなあります。僕への当たりが強い日なんかは、ああ、今日は調子悪いのかなと思っています。調子ではなく性格のほうかもしれませんが、でも一応心配はしております。いまの僕らに必要なのは対話なのだと思います。あなたをそのような行動に駆り立てる環境というものが、確実にあると思います。納得のいかないことを、どうぞ吐き出してください。黒い感情に委ねた辻斬りではなく、巌流島で僕と決闘してください。時間通りに向かいます。駆け引きのない、お互いにとっていい結果を得られるような決闘をしましょう。対話が破綻しない範囲で堂々やり合いましょう。破綻した瞬間、容赦なくいきましょう。最悪ふつうに取っ組み合いましょう。なんにせよ、現状を放置するよりずっといい気がします。本当の敵に目を向けるいい機会にもなるのではないかという期待があります。どうして何十年も真面目に働いてきた方が、年金だけで生活を維持することがこんなにも苦しいのか、この現状を是正すべき権力の座にいながら、利己的にふるまう連中を、いっしょにやっつけましょう。どこか諦めていませんか?どうせ届かないからと、手近な人間にぶつけてたりしませんか?届かないからってなんですか。遠目ににらみつけるのはお得意でしょうが。すれ違いざまに悪口を囁きましょう。物! 言い逃れのできる範囲で投げつけたら、連中はさぞ驚くと思います。我々はここで生きている。いくつもの「暮らし」がある。それを焼き付けてやりましょう。ありがとうございます。お疲れ様でした。また明日もよろしくお願いいたします。お気をつけて。