MidnightInvincibleChildren

2014-01-01から1年間の記事一覧

能年玲奈a.k.a.人を幸せにする優等生さん

断りも入れずに父親のビールを飲みながらアメトーーーーーーーーーーク五時間SP観ていたんですけど能年玲奈さんが出ていましたよ。彼女は目が本当に綺麗。口に含んだあとのビー玉みたい。ほんとうにかわいい。冗談で髪の毛一本ちょうだいと十回くらい繰り…

ダメージヘアの下にババアの目を覗かせるおちょぼ口の硬そうな肉(19歳)

今日レジに立ってたらオフのバイトさんが電話しながらお客さんとして入ってきて電話の相手はどうも彼氏っぽかったんだけど私の発した「いらっしゃいませ」についての会話を始めだして「ねー声かわいいよねーえー歳?聞けないよーわかるー?女の人に軽々しく…

2014年劇場公開映画ベストワーストいろんな賞

メリークリスマスイヴ!2014年もついに残すところあと一週間となりました。この一年、皆様も悲喜交々あったかと思います。ああ生きるってつらい。でも映画がある。あってもつらいけどないよりマシだ。ということで誠に僭越ではありますが今年公開された映画…

親の金

The Sound of Silence (Original Version from 1964 ... 早朝、東京駅から高速バスに乗り、成田空港へと向かった。年末なので地元に戻ることにしたのだ。 今月号の映画秘宝を購入し、バスの中で寝て、空港でも寝て、朝九時発の便でまた寝て、地元の空港に到…

エイミーの頭の中/『ゴーン・ガール』

ひ、ひえ~と何度もひっくり返りました。怖いのに笑っちゃう。笑っちゃうけどおぞましい。デヴィッド・フィンチャーめ。恐ろしいことをしやがる。ふと連想した映画としてドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『複製された男』があります。たぶん精神性は近いものがあ…

日の出まで潰走

去る金曜日、ぼくは東京に出て以来座布団の上で独り言を喋るようになってしまった友人に会いに行った。会いに行ったといっても彼は地元一大きいホールで講演会と称して演目を披露するとのことだったので、お客さんとして鑑賞しに行ったのだ(無料)。 彼とは…

『神さまの言うとおり』の女子たち

『神さまの言うとおり』を観た。学園祭などにおける「気になる子がたくさんいるクラスの出し物」を観ている感じが楽しかった。そもそも「死のゲーム」系の物語はだいたい主役からモブにかけて「うわあああああああああ!」とか言ってて恥ずかしいので食指が…

そして誰もいなく……ぶっ殺してやる!/『サボタージュ』

シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーが主演した映画『ラストスタンド』が昨年のベストだった身として、彼の主演復帰二作目があのデヴィッド・エアー監督の作品だと知ったとき、これはとんでもないことになるぞ!と思ったりした。 デヴィッド…

『エクスペンダブルズ4』の監督は誰がいいのかずっと考えている

『エクスペンダブルズ3』が公開され、週末2日間での国内興行成績ランキングで1位を獲得するという快挙を達成しました。そんなめでたいこともありまして、早くも『4』への期待が高まり夜も眠れないという方もいらっしゃるのではないかと思います。記念す…

みんなでみようね/『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』

祝!『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』公開。 バーニー隊長率いるハリウッドの消耗品軍団が三度目の登場! 今度の舞台は世界だ! 相も変わらずイカれたメンバーが勢ぞろい。今回はシリーズ中メンバー最多状態。でもこれだけの面子を集めておいて映…

エンタメ全部乗せ映画『シークレット・ミッション』

映画『シークレット・ミッション』予告編 - YouTube 『シークレット・ミッション』を観た。事前情報はほぼなし。結果としては、北の超エリート工作員が韓国の貧困街で「近所のバカ」になりきりながら党からの指令を待ち続けている……という潜入物を大枠としな…

趣味:人間観察、ボランティア。/『イコライザー』

男には二つの顔がある。 名はロバート・マッコール。ホームセンター従業員。強迫神経症的生真面目さの一方、他の職員への面倒見もよく、ユーモアも欠かさない。眠れない夜には24時間営業のダイナーへと赴き、そこで読書に耽っている。店の常連客であるテリー…

ある殺人マシンの贖罪/『泣く男』

「泣く男」予告編 - YouTube アメリカのナイトクラブにてロシアン極道と韓国ビジネスマンの裏取引現場を襲撃した際に誤って少女まで射殺してしまった殺し屋ゴンは、所属するチャイニーズ極道にその少女の母も殺すように命じられるが、いやいやちょっと待て…

どいつもこいつも辞めちまえ!【映画に学ぶ!この退職が熱い!!!】

“長らくお世話になりました~っと!” 魔墓呂死特攻隊長 仁(映画『狂い咲きサンダーロード』) アルバイトであろうと正規雇用であろうと、辞意の表明とは非常にハードルの高い行為である。辞めるに至る理由だって必ずしも肯定的なものばかりではないだろうし…

第一回無職文学賞受賞作『告白』

町田康の『告白』を読んだ。文庫版を購入したのだけど、そのあまりの厚さに読む前から身構えてしまった。どれくらいの厚さかというと女の子の手首くらいはある。いったいこれほどの厚さでどういったことが物語られているのかというと、明治に実際に起こった…

お じ さ ん

台風が接近しているときに限って飛行機を予約してしまう病気のぼくは今日も朝七時に居候先を出発し成田国際空港へと向かった。電車を乗り継ぎ高速バスに乗らなければならないのである。大きな荷物を持って動くにはけっこうきつい道のりでもあった。しかも台…

溶鉱炉の外へ。/『ファーナス/訣別の朝』

ドライブインシアターにて映画を鑑賞する男女。男は食べ物が当たったと嘔吐し、女はそんな男の言葉に笑う。「おかしいか?」男は女の食べていたホットドッグを無理やり奪い、挟まっていたソーセージを「咥えろ」とつきつける。抵抗する女の喉奥に無理やりソ…

歩きませんか次の駅まで

社会復帰の第一歩として派遣会社に登録したぼくは倉庫で荷物を運んだりするアルバイトをしては運動と社会経験が不足している我が身をギシギシいわせていた。その日もぼくは電車を二度乗り換え、物流系の建物が多くある馴染みのない街へと降り立った。時刻は…

オタクvsビッチと人生。/『ぼんとリンちゃん』

腐女子が抑揚のないかなりの早口で小ネタがふんだんに散りばめられたトリガーハッピー的トークを繰り広げることは周知の事実だと思うけど、ぼくは大学時代、同じ大学にいる女タランティーノのような連中を病気かってくらいに敵視していた時期があって、それ…

大学のころ

大学のころぼくが天使ちゃんと陰で呼んでは気持ちの悪い感情を滾らせていた一人の女の子がいた。学年も名前も専攻も不明で、唯一わかるのは顔がETに似てるってことと全然喋らないってことといつも一人でいるということだけだった。根が“童貞”にできているぼ…

お前ら、己を解放しろや!/『殺人ワークショップ』

2014年、白石監督の活躍が凄まじい。『コワすぎ』シリーズの劇場版を公開させたと思いきやここにきて『ある優しき殺人者の記録』を韓国資本で制作・公開させた。それだけにとどまらず、かつて一部で公開されて話題となった問題作までもが、満を持して劇場公…

【暴力祭り】この「元工作員」がすごい!

元工作員モノというエンタメ なにが目的で映画を観るかといえば最高の暴力を観るためだという世界の常識に改めて立ち返ってみると、昨今の映画において魅力的な暴力を炸裂してくれる存在である「元工作員」に着目せずにはいられない。「元工作員」という響き…

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に感謝の意を込めて

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を観た。いまも頭がウガチャカしている。なぜぼくは映画を観るのかという問いの答えがそこには詰まっていた。映画冒頭でもうぼくは いまぼくは最高の映画を観ている! という強烈な感情にゆさぶられて感涙していた。 …

今度の奇跡は美しい/『ある優しき殺人者の記録』

いま日本でPOV映画を撮らせると右に出るものがいないといっても過言ではない白石晃士監督の最新作『ある優しき殺人者の記録』を観た。白石監督初の海外が舞台で、その場所は韓国。なにかが起こるという予感に胸を躍らせながらレイトショー限定の新宿バル…

「ヤー、イーセッキ!」精神炸裂/『テロ,ライブ』

映画『テロ,ライブ』予告編 - YouTube 韓国映画はいろんな人が劇中で感情をむきだしにしているので観ているこっちも興奮してくる。あと韓国人はよく舌打ちもするので(大学の韓国語の先生もよくすると言っていました)、感情の起伏が目に見えてわかることか…

『フライト・ゲーム』に観るリーアム・ニーソンの職人芸

リーアム・ニーソンはいつから捨て犬のような表情で人を大勢殺すようになったのだろう。最新作『フライト・ゲーム』の冒頭、雨に濡れた窓ガラス、車内で不安げな表情を浮かべる品の良い犬が映ったかと思ったらリーアム・ニーソンだった。のっけから本当にこ…

鬼畜作家・平山夢明の超傑作短編集『他人事』を読んだ

// 平山夢明といえば、実話系怪談本などでお馴染みの作家だが、同時に「隣のキチガイ」系小話を大量に書いていることでも有名な鬼畜系エンタメ作家だ。同じ鬼畜系と評されがちなジャック・ケッチャムのように、人間の弱さを深く見つめその残虐性を浮き彫りに…

『TOKYO TRIBE』ネバエバダイ……!

なんじゃこりゃ! なんでもありが一番つまらないとはよくある話で、制約なき状況下でいくら凄惨なことや滑稽なことが起ころうとも、心の踊りようがないじゃん……という感じだけで駄作だなんだ言うつもりはないけど、今作に関してはメリハリがなさすぎて、過剰…

ウルトラスーパーデラックスビッチvs韓国マフィア『LUCY/ルーシー』

「人は脳の10%しか使っていない」という中学生が喜びそんなトンデモ理論から着想を得て一本の映画を作ってみたら……しかもそれをあのリュック・ベッソンが……ということでできたのが映画『LUCY/ルーシー』。台湾在住のアメリカ人、ルーシーはクラブで出会った…

『どこの家にも怖いものはいる』らしい

居候先のハンサム(身内贔屓は嫌いだけどいまアイスピックをうなじに突きつけられながら書いています)から貸してもらった三津田信三の『どこの家にも怖いものはいる』を読んだ。 語り部は著者の三津田氏本人で、彼がある編集者と定期的に開いている「頭三会…