MidnightInvincibleChildren

フィクションに踊って子供のふりして

映画が観たい。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』に『フェイブルマンズ』、『ブラックライト』……暖かい日が続くようになりました。

 

意識して料理をするようにしてから数ヶ月、最近ようやく「冷蔵庫にこれとこれあるからあれつくるか」みたいなことができるようになってきました。
と同時に、花粉症などがあまりにもつらいのでビタミンDをしっかり摂りつつ糖質を制限したいという衝動にも駆られており、もうずっとプロテインとか鶏胸肉とかブロッコリーだとかにすれば日々メニューに頭を悩ませなくて済むな、とも思っています。

 

ちょっと前にチャック・パラニュークの新作『インヴェンション・オブ・サウンド』を読んだ。「悲鳴」のサンプルをつくり続ける音響効果技師の女と、十年以上前に行方不明となった娘を探してダークウェブ内の児童ポルノサイトをパトロールし続ける男。そんなふたりの邂逅がハリウッドに最悪のカタストロフをもたらす、という話。これまでのパラニューク作品と比べると最も読みやすかった気がした。そのぶんライトな感触なのかというともちろんそんなこともなく、きな臭い世界で絶望し続ける人々の物語が積み重ねられ、ついにはある大惨事を招くも、人生は続く。そういった「生きるという徒労」が全編にわたって横たわっているような小説だった。訳者のあとがきによれば、近く短編集の邦訳も出るとのことだったのでかなり楽しみ。

 

隙あらば『バイオハザード ヴィレッジ』のミニゲーム、ザ・マーセナリーズをプレイしまくっている。全キャラ・全ステージSSSランク獲得はちょっとまえに達成していたのですが、つい先日になんと最難関ステージ「Bloody River2」でフルコンボ(一定時間を超過することなく連続で敵を倒す)を達成することができた。更にPS4(5ではないです)の録画機能を使ってPCにデータをコピーして動画編集も開始。ついにはそのプレイ動画をYouTubeに上げるに至った。まだまだやったことのないことは山ほどあるので、思い立ったが吉日なのです。

 

youtu.be

 

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いまは佐藤究の『爆発物処理班が遭遇したスピン』を読んでいる。短編集なのだけど、いまのところ全部面白いです。Twitterでフォローしている方が、津原泰水の『11eleven』を「捨て曲なしの名アルバム」といっていて激しく感銘を受けましたが、『爆発物~』も同様に素晴らしい短編集だと思います。まだラスト一編を残した状態なのですが、たぶんそれも面白いのでこうやって書くことにしました。

 

また4月の後半辺りにZINEを出す予定でいます。そのあとはこれまで出したZINEの短編・掌編を短編集としてまとめ、ボボンと出したいと思っている。最近、「思っている」レベルのことを本当にやるのにハマっているます。それではまた。