先日、KDPで電子書籍を出しました。
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実はKDPではペーパーバックも出せるのです。
なので出しました。
以下、記録の意味も込めて流れを記載しておきます。
基本的に必要となるのは、原稿データと表紙データです。
⚫原稿データ作成
電子書籍の際に断念した自作の扉絵画像なども貼り付けたかったので元データはWordを使用
ちなみにKDPのページから、書式設定済みWordテンプレートがダウンロードできます。
こちらから↓
サイズ事に複数選べるので、お好きなものを。それに文章データを貼り付けたりすればたぶん楽です。
※KDPにアップロードする際は拡張子をPDFに変換する必要があります
※WordファイルをPDFファイルにエクスポートしましょう
⚫表紙データ作成
ペーパーバック版の表紙は電子書籍と違い、見開きバージョンで作成する必要があります。
原稿のページ数がある程度確定した状態なら表紙サイズを自動で算出する機能があります。
本のタイプ(ペーパーバックかハードカバー)、本のサイズ、ページ数などを入力すると表紙のサイズがわかります。
こんな感じの画像で表示してくれます(ダウンロードできるので保存しましょう)。
Canva(https://www.canva.com/)という編集サイトがあるので、そこで先ほどダウンロードした表紙のテンプレート画像に合わせてタイトルなどを入れていきます。
まずは表紙のテンプレート画像を展開
表紙用の画像を重ねて幅を合わせたり文字を入れたり……
最後に表紙のテンプレート画像を消します。
作成したものを保存。表紙完了。
⚫用意したデータをKDPにアップしていく
①KDPで必要な項目を記入
②印刷オプションを選択
今回は白黒印刷で、用紙の色をクリームにしました。
表紙は「光沢あり」にしました。
③原稿データ、表紙データをアップロード
④プレビュアーを起動
指摘されたエラーを参考に、元データを微調整していきます。画像はエラーなしの状態です。
⑤問題なしなら出版
一度出してしまうと直すの大変なので当然校正はしっかり。ちなみに作者のみ、非売品のサンプルを印刷代+送料だけで注文することができます。
現物を手にして確認することで校了といきたいところです。こちらは2~3日で届きました。
大変でしたが、実際に印刷されたペーパーバックを手に取ると感慨もひとしお。電子化の倍苦労しましたが、やってよかったと思います。
それではまた。