MidnightInvincibleChildren

休日なにもしない人

ここのところ天気が移り気なので、僕自身あらゆることに集中できずに過ごしております。

今日は休みで、昨夜が遅番だったとはいえ定時きっかりには帰れたため朝の7時ごろ起床。天気悪いので出かけるのもだるい。本日公開の『天気の子』かずっと気になっている『トイ・ストーリー4』を観に行こうかな、と考えるも、まずは二度寝。思いのほか寝てしまい、午後1時に起床した。

ものすごく天気が良くなっていたのでまず洗濯物をベランダに干した。先日買ったUNIQLOの安売りTシャツを着て近所の台湾料理店でランチを食べる。それからドンキに行ってキッチンハイターを買った。外には終業式を終えたばかりの小学生がたくさんいた。僕も夏休みが欲しい。十年あってもいい。

このまえの三連休に弟が遊びに来た。食欲が異常なので、普段ゼリー飲料ばかり摂取している僕は呆気に取られてしまったが、つられて普段よりもたくさんごはんを食べることができた。お酒も飲んだ。このエネルギーをキープするには、外に意識を向け続けなければならない。そう思ったが、弟が帰ってすぐに仕事にのまれて生活が荒んでしまった。最近は少しずつ、上司の注意が気にならなくなってきた。

本にも映画にもろくに触れない生活は続いている。楽しみといえば新しい服を買い、古い服を捨てることくらいだ。といってもUNIQLOとGUでしか服を買っていない。それ以外のブランドを知らない。

父の日のプレゼントを約1ヶ月遅れで送った。アディダスのスニーカーだ。父親は僕らが履かなくなったスニーカーを嬉々として履くような人だったので、サイズにも迷わない。今日届いたようで、気に入ったかどうかはわからないけど、ちゃんと履いてくれと思う(その後、サイズが大きいとの連絡あり)。

かなり世話になった先輩が辞める。来週にはいなくなってしまう。よくわからないセクションをいきなり任された挙句に、バイトの穴埋めまでさせられたせいで殺意に支配されていた僕を何度も助けてくれた。先輩はすっかり最終回モードで過ごしているので、いらない備品をガンガン僕にくれたり、遅番終わりに飲みに誘ってくれたりする。真夜中、閉店間際の居酒屋でハイボールを飲みながら「ネットサーフィンばっかりやってたからぐるなび県内網羅したよ」と言っていた。

「やれることはさっさと終わらせてあとはぐへーって過ごしてた。だってさ、頑張っても給料上がんねえじゃん」

その通りなのだ。なにかが報われるという感覚に乏しいので、あえて頑張らなくても同じ気がしてくる。目標地点がどこにも用意されていない。あるのは間の悪い説教ばかりで、虚しくなってくる。

今年度に入ってから、唯一書き上げた短編がある。人生初の寄稿用に書いた作品で、緊張はあったけど、大学時代から書こう書こうと思い続けたまま先延ばしにしていた話を書いた。文字数制限があるおかげで、延々と膨らむだけの構想のあちこちを思い切って削ることもできた。誘ってもらえたこと、応えられるよう頑張れたことそれぞれの嬉しさがあって支えとなっている。

『凪のお暇』観て寝ます。土日仕事。知るかよ。