有給消化期間中。もっとも贅沢な日々。なにもしなくていいのだ。あと、どうせ辞める奴だからと職場で大きめのトラブルがあってもこちらに連絡が来ないのが嬉しい。こんな仕事二度としたくない。
辞めるにあたって感慨の一つでも湧くんじゃないかと期待していたが、まったくそんなこともなく、なにもかもがすぐに遠のいてしまう気がする。本当に心休まらない日々だった。まだちょっとだけ出勤が残っていることが恐ろしい。いい感じの防弾チョッキを探しています。
『バイオハザード ヴィレッジ』のDLCが10/28に発売されたので即購入。ミニゲーム『マーセナリーズ』に新キャラ3人と新ステージ2つが追加されたのでずっとやっている。全キャラで全ステージSランク以上を出せたのでたぶん一旦は落ち着くと思うが、マーセナリーズくらいのボリュームが一番楽しい。隙間隙間でプレイできるし、とにかく戦うだけなので、即物的で心地いい。かといって考えなしに突っ込むだけじゃ攻略できないステージもあるので、ほどよく頭を使っている実感もある。
立ち腹筋運動を始めた。思うに筋トレの何が面倒かというと、場所の確保だったりする。大学生の時などは床の上で所構わず腹筋や腕立て伏せをしていた時期もあったけど、衛生観念が劇的に変化したここ数年、あらゆることに気を張るようになってしまった。なので立ったままできる運動が一番ハードルが低いように思う。スクワットも含めて、立ったままできる運動をひたすら続けていけたらいい。
顔のマッサージも始めた。眉やおでこ、頬骨の下、耳まわりを揉むことがこんなにも気持ちいいなんて。首もゆっくり回しています。気にかけてこなかったことを少しずつ拾いあげている感覚が、悪くないです。
ちょっとずつ読書できるようになってきた。読書の勢いづけに毎度お世話になっている平山夢明の短編集『あむんぜん』から始まり、呉勝浩の『道徳の時間』と『スワン』など。ずっと前に買ったのに全然読み進められていなかった春日武彦の『鬱屈精神科医、怪物人間とひきこもる』も今読むとするする頭に入ってきて楽しい。僕は観たことのない映画や小説などについて誰かがざっくり語っているものに触れるのが好きみたいだ。この本の中に出てくる気になった映画をメモしている。ガス・ヴァン・サントの『GERRY ジェリー』、ロベール・ブレッソンの『ラルジャン』、ジョルジュ・シュルイツァーの『ザ・バニシング－消失－』……。まだ読み切っていないのでまだまだ増えていくと思う。あと、太宰治の短編を少しずつ読んだりしている。良い。
サブスクで映画も観ている。『犯罪都市』、『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』、『声もなく』、『アンチャーテッド』、『モガディシュ 脱出までの14日間』、『白頭山大噴火』、『KCIA 南山の部長たち』……圧倒的な韓国映画率。陰陽問わないエネルギーに満ちていて楽しい。
どうか、この日々が終わらないでほしい。
